- 醤油の成分
/>- 味
- 甘味成分
醤油にはグリコース、アラビノース、など15種類の糖類が3~5%含まれています。
また1%以上のグリセリンなどの糖アルコールやグリシン、アラニンなどの甘味アミノ酸などが含まれています。
- 酸味成分
- 塩味成分
- 苦味成分
- 旨味成分
なかでも大きな働きをするのは、グルタミン酸ですが、良質のこいくちしょうゆには、1.5%程含まれています。
これは食塩含有量のほぼ1/10で、最もおいしいと感じられる比率が10:1で、醤油の中の塩味と旨味成分としてのグルタミン酸は、その比率に近いことがわかります。
その他にもアスパラギン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン、グリシン、アラニンなどがあります。
よく醸造された醤油にはまた、2~3%のアルコール分が含まれており、調理のときに火や味の通りをよくし、風味を引き立てる効果があります。
- 香り
香りというのは、食べ物のおいしさに大きく影響します。 又 香りによって味の感じ方も全く変わります。
醤油の香りは、非常に複雑で、原料の配合、麹菌、発酵に関与する酵母、乳酸菌、発酵の強弱、精製管理、添加物の種類等によって微妙な違いを生じてきます。
現在、本醸造しょうゆに含まれている香りの成分は、250種類以上にもなっていますが、全体として調和しているので、芳ばしい香りになっています。
その主なものは、しょうゆの醸造中に、アルコール類、エステル類、フェノール類、含流化合物、フラノン類等が生成される。
続いて、火入れのとき、加熱によって、アルデヒト類、アセタール類等が、増加したり、生成したりします。
- 色
ほんとうに良いこいくちしょうゆは、透明感のある鮮やかな赤褐色をしており、ツヤがあります。
しょうゆの着色は、熟成中メラノイジン(褐変物質)ができるためと考えられています。
メラノイジンは、酸化して色が濃くなる傾向があり、空気にふれると酸素によって酸化し、色が濃くなっていきます。
しかも、赤みより青みの方がより増色するので、濃くなるばかりでなく、黒ずんだ感じになります。
この酸化反応は、温度が高い程早く進み、直射日光によって促進されます。 従って封を開けたら、フタを閉め冷暗所に保存することが望ましいです。 しょうゆは加熱によって色が濃くなるが、常温の酸化と違って、この場合、青みよりも赤みの方が濃くつきます。 従って黒ずむというより、明るい色調になり、芳ばしい焦げた香りを伴うので、風味もよくなっていきます。
